2004 D1 GRAND PRIX SERIE 第4戦は大分・オートポリスサーキットにて

行われた。初開催となるオートポリスでは、最終コーナーで競技が行われた。

ただし通常の走行方向では、単調なドリフトに終始してしまうため、

ホームストレートを加速区間としてファイナルコーナーに飛び込むという、

逆回りでの走行となった。また、アンダーパワーのハチロクには

ファイナルコーナーの最後までドリフトを続けることが困難なことから、

審査区間はファイナルコーナーのなかば過ぎまでとされた。

高速コースのため、単走ではストレートエンドで180km/hにまで達してから

ドリフトに入るマシンもあったほどだった。しかし、追走では、パワー面での

性能差が出にくいように、ストレートの一定区間で並走を義務づけるなどの工夫が

行われた。2万席のスタンドを埋め尽くすところまでは至らなかったが、

ノリのいいお客さんの声援で、審査コーナー付近はおおいに盛り上がった。

22日の決勝は、前日シード選手が練習走行にてクラッシュリタイヤした為、

シード選手9名に予選通過選手23名を加えた計32名で始まった。

練習走行が2セッション 行われ、末永は「前日予選のときを思い出しながら、

自分なりに走りをいろいろと変えて みたのだがうまくいかなかった」とコメント。

走りに迷いを残しベスト16に挑む1本目は 予選同様の走りをしたのだが、

2コーナーで１車種程の間が開きインに付けず、ラインを 狙った2本目は

2コーナーでシフトミス、3本目は１コーナーで角度を付けすぎ失速して

しまい3本同様本来の走りが見られず１回戦で敗退した。

次戦、第5戦は東京都・お台場特設ステージ（9月18・19日）にて行われる。