Round4
FUJI SPEEDWAY 予選19位 決勝23位
●EVENT DATE:2003年7月12日〜13日
●VENUS:FUJI SPEEDWAY(1周/4.470km)
●WEATHER:CLOUDY/RAIN (決勝日)
●TEMPERATURE:20.0℃ (決勝日)
●COURSE
CONDITION:SEMI-WET〜WET
●AUDIENCE NUMBER OF MOBILIZERS:41,000 (決勝日)
霧の朝となった決勝日。気温19度、路温20度と肌寒いウエットコンディション。
午前8時20分からの予定が5分遅れで行われたフリー走行で、
7 RX7は46秒120とクラス8番手のタイムをマークした。
「水を吸ってエンジンが吹けなくなってしまいました。大井さんが行って
計測2周ぐらいでスリップに付いたら水が入ったようです。
このぐらいの雨で確認できました」と河野エンジニア。
再び出てきた霧のためにタイムスケジュールは遅れ、当初の予定の30周
と50周のレースは20周と30周に減らされることとなった。
気温20度、路面温度21度のセミウエットコンディションで午後2時20分から
第1レースのスタートが切られる。
路面コンディションは微妙で、雨宮勇美監督はギリギリのタイミングで
スリックタイヤを選択しようとしたが、
既にチームスタッフはグリッドから引き上げており7は大井貴之選手の
ドライブで、レインタイヤでのスタートとなった。
次第にコースは乾きインターミディエイトは用意されていない
アドバンタイヤユーザーとしては、溝の深いレインタイヤではタイムが
ドンドン落ちてしまう状況となった。
55周目にピットインしスリックへのタイヤ交換を行った。
だが、このピットアウトの時にスピード違反のペナルティを受け、
ドライブスルーを課せられた。
このため7,8位で終えられたレースは惜しくも12位でのチェッカーとなった。
16時過ぎのスタートとなった第2レース。コンディションは雨、ウエットとなった。
ローリングからスタートを迎えたとき、300クラスのトップのマシンが
500クラスと近づきすぎたことに気づき減速。
これを避けようと後続で多重クラッシュが発生し5マッハ号と71MRSが
レースを終えてしまう。ここに不運なことに7も巻き込まれ、
谷口選手はなんとか他車のクラッシュは
避けたもののダートに飛び出し、コンクリートウォールにヒット。
左フロントサスペンションを傷めてしまいリタイヤとなった。
1レースのポイント19を得た7だったが総合では23位の
成績となった。「明らかなトップのスタートミスです。
あの程度で済んだのが幸いかもしれまん。
98年の事故の再来のような大きなアクシデントになっていたかもしれません。
次のレースに向けて、今月中に仕様変更のエンジンのベンチテストを行います。
結果がよければもう少し次の富士ではいいところにいけると思います」と
河野エンジニア。2RACEでの総合優勝は55バイパとなった。
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