2004全日本GT選手権
Round3 SEPANG CIRCUIT[GT300CLASS] 予選2位 決勝1位
●TOURNAMENT NAME:2004 AUTOBACS JGTC Rd.3JAPANGT Championship Malaysia
●VENUS:SEPANG CIRCUIT(MALAYSIA) 序盤はダンロップ勢の63Vemac、16NSXの先行を許すが、20周目を過ぎて 2番手まで浮上。21周目には63のピットインでトップに立つ。 27周を走りきった山路から井入に交代。タイヤ交換、給油とピットでの作業を終える。 山路の引き延ばし作戦は功を奏し、井入は2番手の80Zに対して 20秒のマージンを付けてトップでコースに復帰した。 36周目でも80Zに対し17秒差をつけてトップに立っていた。 51周を走りきりトップでチェッカーを受ける。 これでチームとしてはセパン戦3戦3勝となった! 雨宮勇美監督「セブンが勝つようになってるんですかね、マレーシアは。 いい国ですね。別に神様に祈ったわけじゃないですけど、感謝感激です。 今回は、自分たちのレースをやって、思い通りにいったという感じですが、 山路が安定した状態で乗りつづけて、その後の井入君も 結構いい感じでタイヤを使ってくれました」山路慎一 「予選2番手からスタートして、そのポジションをキープできればいいなと 考えていたんですが、思ったよりダンロップが調子よくて、 その2台 (16、63)のペースが速かった。 最初からプッシュしていたんですが、あれがいっぱいいっぱいでした。 もうついていくことすらむずかしい状況で、離されて焦りも 出たんですけど、暑いですし、ハードなレースになるのはわかっていたんで、 自分たちのペースを最後まで守ろうと冷静にいきました。 結果的に、予定どおり約27周まで、長めに(ピットインを)引っ張り切れました。 ボクとしてはいい仕事ができたという実感があります。 雨宮社長のおかげで、前回から戦える道具、 本物のレーシングカーを手に入れることができました。 だから自分たちががんばりさえすればいいレースができるという自信は あったので、それを今回きちっと結果にすることができたのでよかったと思います。 RX-7はストレートが速いと言われますが、 ストレートがちょっと速いだけで勝てるほどいまのJGTC、GT300は甘くない。 むずかしいプロフェッショナルなレースになっている。 自分たちもいい道具を手に入れたのですから、このクルマを生かして、 総合力でも最終戦までいいシリーズを戦いたいと思います」 井入宏之「ボクは(チームに)呼んでいただいて3戦目で、 前回は勝てなかったですが山路さんがポールを獲ってくれて、 今回は勝てたのですから、幸せだと思います。 山路さんがトップでピットに入って来たんですが、 ボクに代わって出てからの状況はわからないまま走っていたんです。 あえて順位も聞かずにそのまま走っていました。 逆にそれで落ち着いて走れたんだと思います。 ボクとしてはまだまだタイヤの使いかたに勉強が必要なので、 そのへんを課題として走っていました。 今回はそこがうまくできたんで結果につながったと思います。 優勝したことは、レースが終わってから無線で『おめでとう!』と言われて、 それで初めて実感したというか、知りました(笑)。 ピットのボードもプラスいくつっていう数字だけで、 実はチームと打ち合わせもしていなかったので、 どことの差なのかもわからなかったんです(笑)。 だから、ゴールしてから涙が出そうになりましたね。 山路さんと一緒に乗れて、いいクルマに乗らせてもらって、 いい体制でやらせてもらって、こみ上げてきました」 北海道十勝スピードウェイが舞台となる。
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